司法試験– category –
-
令和5年予備試験行政法①
【設問1⑴】 本問を読んでまず思ったことは、これは、競業事業者間の争いであり、一般的に、原告適格で問題となる誰かに処分をしたときに別の第三者に害悪が及んだため、その第三者が取消訴訟を提起するというケースとは少し違うということです。本問のDと... -
刑事訴訟法判例100選 2 職務質問のための停止・留め置き(最高裁平成56年9月16日第三小法廷決定)
【事案】 被告人が駐在所に意味不明な内容の電話をしたことなどから、覚せい剤使用の疑いがあると判断され、11時10分ころ、警察官が被告人の運転車両を発見し職務質問をしたところ、被告人が素直に職務質問に応じずエンジンを空ふかしたりハンドルを切... -
刑事訴訟法判例100選 1 強制処分と任意処分の限界(最高裁昭和51年3月16日第三小法廷決定)
【判例解説をしていくにあたってのご挨拶】 判例100選の判決や解説の中には、司法試験の規範部分や当てはめ部分に使われる考え方が多くあります。もっとも、試験ではそこは悩まなくていいけどたくさん解説してくれている部分、さらっと書いてあるが当て... -
司法試験論文の攻略法
【司法試験論文の学問的ポイント】 まず、司法試験論文が求めていることは、現実にありそうな取引や事件に関して、民法、刑法といった法律を使って、一定の法的結論を出すことです。このような取引があったとしてAとBのどちらの言い分が通りますか(exどち...
1